猫の歯の本数

今回のテーマは「猫の歯の本数」について。

この記事では、

という、猫の飼い主さん向けに

猫の歯の本数をわかりやすく解説していこうと思います。

意外と、猫の口の中を観察したことがないという飼い主さんも多いんです。

最初はみんな、“わからない”からのスタート。

さおり

誰だって、最初は「初心者」！

この記事を読むと、

猫の歯が何本生えているのかわかります。

前田さおり

猫専門 歯科衛生士

Profile

「愛玩動物看護師」「歯科衛生士」
２つの国家資格を持ち
【猫専門歯科衛生士】として活動中。
動物病院では犬と猫の歯みがきを教えています。

セミナー講師実績
Fluffyどうぶつ診療室主催
「ペットの歯みがきセミナー」
旭化成主催
「猫の歯みがきセミナー」

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猫の歯は全部で何本？

猫の歯は、乳歯と永久歯があります。

それぞれ本数が違うので、さっそく見ていきましょう。

猫の乳歯の本数は全部で２６本あります。

昔、みつくんが白いヒツジさんのぬいぐるみで遊んでいたら

ぬいぐるみに血がついていて、びっくり！

抜けた乳歯を見つけました。

みつ

ぼくの乳歯を特別にみせてあげるね

なんと可愛い…

子猫の頃から一緒に暮らしている飼い主さんは

床に落ちている乳歯を見つけたことがあるかもしれないですね。

猫の永久歯の本数は全部で３０本あります。

イラストを描いてみました。

口の中を真ん中で縦半分に分けて左側からの本数を描いた図です。

左側に１５本。

右側にも同じ本数あるので、

１５本を２倍にしたら全ての歯の本数　３０本になりますね。

代生歯（だいせいし）というのは、

生え変わりの時期に、乳歯の下から生えてくる永久歯のことをいいます。

下のイラストで青の色をつけた歯のことです。

加生歯（かせいし）というのは、

乳歯がないところに新しく生えてくる永久歯のことをいいます。

下のイラストで赤の色をつけた歯のことです。

私たち人の場合、

“6歳臼歯”

“１２歳臼歯”

“親知らず”

を「加生歯」といいます。前から数えて６、７、８番目に生えている歯ですね。

なんとなくイメージはできたでしょうか。

猫の歯の本数は　乳歯よりも永久歯の方が多い　ということです。

乳歯の下から生えてくる歯と、

乳歯のないところ（乳歯のある場所よりもさらに奥）から生えてくる歯の

呼び方が違うこともわかりましたね。

前田さおり

猫専門 歯科衛生士

「愛玩動物看護師」「歯科衛生士」
２つの国家資格を持ち
【猫専門歯科衛生士】として活動中。
動物病院では犬と猫の歯みがきを教えています。

セミナー講師実績
Fluffyどうぶつ診療室主催
「ペットの歯みがきセミナー」
旭化成主催
「猫の歯みがきセミナー」