猫の歯の名前と役割
今回のテーマは「猫の歯の名前と役割」について。
この記事では、
- 最近、猫の口の中に関心をもった
- そういえば、猫の口の中ってちゃんと見たことがない
- 猫も歯みがきした方がいいと小耳に挟んだ
という、猫の飼い主さん向けに
猫の歯の名前と役割をわかりやすく解説していこうと思います。
意外と、猫の口の中を観察したことがない飼い主さんも多いんです。
最初はみんな、“わからない” からのスタート。

誰だって、最初は「初心者」!
この記事を読むと、
猫の 歯の名前と役割 がわかります。
歯を4つに分類してみよう
まず、猫の歯を大きなグループに分けてみます。
切歯(せっし)、犬歯(けんし)、前臼歯(ぜんきゅうし)、後臼歯(こうきゅうし)の
4つのグループに分けられます。

それぞれのグループの歯の本数は違って、1本1本に名前があります。
この記事では、歯を大きく4つのグループに分けて役割を解説します。
1本ずつの名前が知りたい場合はこちらー
ー歯の名称 準備中ー
ではさっそく、チェックしていきましょう。
切歯(せっし)

猫の切歯(せっし)は、犬歯よりも前に生えている小さな歯で、
上6本+下6本の 合計12本 あります。

犬歯(けんし)

犬歯は上2本+下2本の 合計4本 あります。

牙(キバ)ともよばれ、鋭くとがっています。
歯の根っこは長く、しっかりしています。
完全な肉食動物の猫は、
お肉を引き裂くために重要な歯になりそうですね。
この写真は、自然に抜けた猫の「左上の犬歯」です。


根っこが長いですね。私たちの犬歯も根っこが一番長いんですよ
それから、
猫の犬歯には、bleeding grooveとよばれる 縦に細い “くぼみ” があります。

矢印の、縦に茶色っぽく線になっている部分です。その理由は、
- 「砂漠でとらえた獲物から貴重な水分である血液を効率よく摂取するため」
出典:https://tokyo-animal-dermcenter.com/2024/05/1436/ - 「獲物から流れた血が歯に付くことを防ぐため」
出典:https://kinswith-vet.com/journal/1572/
といわれています。
この写真のくぼみが茶色っぽく見えるのは、着色しているからだと考えられます。
わかりやすいように着色のある歯の写真を使いましたが、
全員の子の “くぼみ” が茶色いわけではありませんので注意してくださいね。
ここで知っておいて欲しいことは、
ということ。
歯磨きをするとき、それぞれの歯に合わせて
歯ブラシの動かし方を工夫すると、汚れが取れやすくなります。

私は、犬歯の歯磨きは「たて磨き」をお伝えしていますよ
なぜかというと、縦の溝に入り込んでいる汚れを
少しでも多く取りたいからです。
ー猫の歯磨きの記事はこちらー
準備中
前臼歯(ぜんきゅうし)

前臼歯は上6本+下4本の 合計10本 あります。

後臼歯(こうきゅうし)
後臼歯は上2本+下2本の 合計4本 あります。

上顎の後臼歯は、とても小さくて確認するのが難しいです。

ほら、顎模型の後臼歯もめちゃくちゃ小さいんです。
まとめ
- 歯はざっくり4つのグループに分けられる
- それぞれの歯に役割がある
歯大きく分けたグループの名前と役割がわかりましたね。
獲物を捕まえて食べるために、歯にはそれぞれ大切な役割があります。
猫の歯も歯磨きをして、しっかりと守っていきたいですね。

