基礎知識

猫の歯の名前と役割

Saori

今回のテーマは「猫の歯の名前と役割」について。

この記事では、

  • 最近、猫の口の中に関心をもった
  • そういえば、猫の口の中ってちゃんと見たことがない
  • 猫も歯みがきした方がいいと小耳に挟んだ

という、猫の飼い主さん向けに

猫の歯の名前と役割をわかりやすく解説していこうと思います。

意外と、猫の口の中を観察したことがない飼い主さんも多いんです。

最初はみんな、“わからない” からのスタート。

さおり
さおり

誰だって、最初は「初心者」!

この記事を読むと、

猫の 歯の名前と役割 がわかります。

前田さおり
前田さおり
猫専門 歯科衛生士
Profile

「愛玩動物看護師」「歯科衛生士」
2つの国家資格を持ち
【猫専門歯科衛生士】として活動中。
動物病院では犬と猫の歯みがきを教えています。

セミナー講師実績
Fluffyどうぶつ診療室主催
「ペットの歯みがきセミナー」
旭化成主催
「猫の歯みがきセミナー」

プロフィールを読む

歯を4つに分類してみよう

まず、猫の歯を大きなグループに分けてみます。

切歯(せっし)犬歯(けんし)前臼歯(ぜんきゅうし)後臼歯(こうきゅうし)

4つのグループに分けられます。

それぞれのグループの歯の本数は違って、1本1本に名前があります。

この記事では、歯を大きく4つのグループに分けて役割を解説します。

1本ずつの名前が知りたい場合はこちらー

ー歯の名称 準備中ー

ではさっそく、チェックしていきましょう。

切歯(せっし)

猫の切歯(せっし)は、犬歯よりも前に生えている小さな歯で、

上6本+下6本の 合計12本 あります。

切歯の役割

切る・つかまえる

犬歯(けんし)

犬歯は上2本+下2本の 合計4本 あります。

牙(キバ)ともよばれ、鋭くとがっています。

歯の根っこは長く、しっかりしています。

犬歯の役割

獲物を捕らえる・引き裂く

完全な肉食動物の猫は、

お肉を引き裂くために重要な歯になりそうですね。

この写真は、自然に抜けた猫の「左上の犬歯」です。

自然脱落した猫の左上犬歯

さおり
さおり

根っこが長いですね。私たちの犬歯も根っこが一番長いんですよ

それから、

猫の犬歯には、bleeding grooveとよばれる 縦に細い “くぼみ”  があります。

bleeding groove

矢印の、縦に茶色っぽく線になっている部分です。その理由は、

といわれています。

この写真のくぼみが茶色っぽく見えるのは、着色しているからだと考えられます。

わかりやすいように着色のある歯の写真を使いましたが、
全員の子の “くぼみ” が茶色いわけではありませんので注意してくださいね。

ここで知っておいて欲しいことは、

大事なポイント

歯に “くぼみ” がある = 汚れが溜まりやすい

ということ。

歯磨きをするとき、それぞれの歯に合わせて
歯ブラシの動かし方を工夫すると、汚れが取れやすくなります。

さおり
さおり

私は、犬歯の歯磨きは「たて磨き」をお伝えしていますよ

なぜかというと、縦の溝に入り込んでいる汚れを

少しでも多く取りたいからです。

ー猫の歯磨きの記事はこちらー
準備中

前臼歯(ぜんきゅうし)

前臼歯は上6本+下4本の 合計10本 あります。

前臼歯の役割

切る・獲物を捕らえる・噛み切る

後臼歯(こうきゅうし)

後臼歯は上2本+下2本の 合計4本 あります。

上顎の後臼歯は、とても小さくて確認するのが難しいです。

ほら、顎模型の後臼歯もめちゃくちゃ小さいんです。

後臼歯の役割

噛み切る

summary

まとめ

  • 歯はざっくり4つのグループに分けられる
  • それぞれの歯に役割がある

歯大きく分けたグループの名前と役割がわかりましたね。

獲物を捕まえて食べるために、歯にはそれぞれ大切な役割があります。

猫の歯も歯磨きをして、しっかりと守っていきたいですね。

ABOUT ME
前田さおり
前田さおり
猫専門 歯科衛生士

「愛玩動物看護師」「歯科衛生士」
2つの国家資格を持ち
【猫専門歯科衛生士】として活動中。
動物病院では犬と猫の歯みがきを教えています。

セミナー講師実績
Fluffyどうぶつ診療室主催
「ペットの歯みがきセミナー」
旭化成主催
「猫の歯みがきセミナー」

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