前田 さおりってどんな人?

はじめまして!歯科専門 愛玩動物看護師 の前田 さおりです。
国家資格「愛玩動物看護師」および「歯科衛生士」の両方を持つ口腔ケアの専門家です。
人間の歯科業界には、約10年間携わっていました

現在は動物病院でペットの口腔ケアの重要性を伝えています。
動物病院で働く歯科衛生士は少ないので、このあと歯科衛生士についても簡単に説明していきます

前田 さおり
前田 さおり

名前:前田 さおり
   患者さんには「さおりさん・さおり先生」と呼ばれています
性別:女性
性格:几帳面、真面目とよく言われます
   全体的にゆっくりペースで生きてます(焦ることが苦手です)
食事:2024年にひどいアトピーを体験し、食生活、生活習慣を見直し
   砂糖なし生活を送っています(興味のある方はなんでも聞いてください)
星座:蠍座
ウェルスダイナミクス:アキュムレーター
MBTI:建築家

私が一緒に暮らしている可愛すぎるにゃんずを紹介します

みつ
みつ

名前:みつ
種類:アメリカンショートヘア
性別:男の子
性格:好奇心旺盛、気遣い屋さん
好きな遊び:かくれんぼ

はる
はる

名前:はる
種類:ラガマフィン
性別:男の子
性格:甘えんぼ、ぼくが一番
好きな遊び:ねこじゃらし

歯科衛生士ってなにする人?

歯科衛生士と聞いても歯医者さんで働いているイメージはあるけれど、

実際なにをする人なのかあまりよくわからない…という人が多いかもしれません。

私も歯科衛生士になる前は、歯医者さんで働いている人が歯科助手なのか歯科衛生士なのか、それぞれがどう違うのか全然知りませんでした。


歯科衛生士は歯医者さんにいるお姉さんではありません。

簡単に説明すると、
専門的に口腔内のことをきちんと勉強し、国家試験を受けた虫歯や歯周病の予防をする「口腔の専門家」です。

オーラルケアから全身の健康を支える「口腔の専門家」
  • 歯のクリーニング
  • 治療の補助
  • 「予防」を目的とした生活習慣や歯磨きの指導

これまでの学び・経験

歯科衛生士学校で優等賞を受賞しました。(※賞状の苗字は旧姓です)

具体的に学んだことは

各専門分野で私が感じた未来
  • 一般歯科:「歯磨き習慣」を作らずに終末期を迎えた未来
  • 矯正専門歯科:上質な「歯磨き習慣」で作る健康な未来
  • 小児専門歯科:お口のトラブルが起こる前に「歯磨き習慣」で手に入れる安心な未来

一般歯科•矯正専門歯科•小児専門歯科での学び、経験、予防に対する考え方をペットの口腔ケアに全て反映しています。

なぜ、ペットの口腔ケアを伝えているの?

「歯科衛生士なのに、自分の猫の歯磨きができない!!!」――それが私の原点です。

2匹の猫と暮らし始めた頃、猫の歯肉が腫れていることに気がつきました。
どの歯ブラシを使えば良いか、どう磨けば良いか全くわからず、どこで誰に聞けばいいのかもわかりませんでした。

ネットで調べてやってみても、猫は嫌がって逃げてしまい、うまくいかずに挫折…でも、

少しずつ方法を学び、猫たちと一緒に毎日練習を積み重ねました。

今ではその経験を皆さんに伝えられるようになりました。

自分の猫にしてあげたい口腔ケアの方法を、皆さんにも簡単に実践できる形でまとめてお伝えしています。そして、

過去の私が欲しかった、ペットのお口に関する知りたい情報がひとつにまとまったものを作ろう!

過去の私と同じような思いをしている方に届いてほしい!と思いながらブログを書いています。

現在は動物病院で働くことで、多くの症例を知り
口腔ケアの重要性を痛感しています。

歯科衛生士だからこそ、見えること、伝えられること
日々の口腔ケアは、未来を創るものであることを伝えたいのです。

私は、一緒に暮らす猫たちの「食べたい気持ち」を最後まで叶えたい。
痛みなく食べたいものが食べられる幸せを作りたいと思っています。

その想いを達成するための一つとして、ペットの口腔ケアをお伝えしています

動物病院でどんなことをしているの?

主な内容
  • ペットの口腔に関する知識を伝える
  • ペットの口腔ケアの重要性を理解してもらうためのセミナー
  • ペットの口腔ケアのアドバイス(歯磨きレッスン・習慣化サポート)
  • 定期的な口腔内早期病変チェック

何度も経験した挫折

実は、私は歯磨き習慣を作る中で何度も挫折しました。そのため、

挫折したときに再スタートできる方法を知っています。

完璧を求めず、ステップを小さく分けて少しずつ取り組むことが大切です。

「できた!」という成功体験を重ねていくことで、あなたとペットの絆も深まります

今では、歯磨き習慣化サポート中の患者さんが挫折中してしまった場合にも、
隠さず、話してもらえる関係性や環境がある事を嬉しく感じています。
習慣化までに挫折の経験が多いからこそ、共感し、何度でも一緒に再スタートをしています。

それぞれのペースに合わせて伴走しています。

挫折の教訓
  • 焦らず、ゆっくり、時間をかける
  • 歯磨きは簡単、難しいのは習慣化
  • 完璧にやろうとしないこと
前田 さおり
前田 さおり

何度挫折してもOK!一緒に再スタートしましょう!

口腔ケアの全体的な考え

健康で過ごす為には全身を整えることが大切です。実は、

「全身」には「口腔」も含まれています。すっかり忘れていませんか?

病気を予防するために整える必要がある、
食事、睡眠、生活習慣、環境、ストレス、などの健康に関わる大切なことに、口腔ケアも含まれます。

人間の方では、医科と歯科はなんとなく別物のイメージがありませんか?

全身の一部が口腔なのに、なぜか切り離して考えられてしまうことが多いように感じます。

身体はすべて繋がっています。
全身のケアをしていても、お口のケアが足りていなかったり、その逆もあると思います。

口腔は一番最初の消化器官ですし、菌も口腔から入ってきます。
例えば、風邪予防にも口腔ケアが有効であることを聞いたことはありますか?

口腔ケアは全身を整えることに重要な一部です。なので、私はペットの口腔ケアの重要性を伝えています。それは、
ペットの健康を維持するために、口腔ケアが必須だからです。さらに、

ペットオーナーのお口の健康にも意識を向けていただくきっかけになるといいな。と思いながら活動しています。

ペットのお口を知ることが第一歩
  • 知識がないままでは実践が難しい
     「歯垢」や「歯石」「歯周病」などの基礎知識をわかりやすく説明します
      例えば、歯垢が歯石に変わる仕組みや、歯周病が進行するとどうなるのかを図やイラストで説明します
  • 予防ケアから重症化予防、緩和ケアまでサポート
      早期の予防が大切です
      一度歯石がついてしまうと病院での処置が必要になります
      そのために、段階ごとにケアの方法を伝えます
  • 道具の選び方、歯ブラシの当て方、タイミング、おやつの選び方など日常に役立つアドバイス

まとめ

わんちゃんやねこちゃんにも人間と同じように歯周病がありますが、これは毎日の歯磨き習慣で防ぐことができます。

お口は身体の一部であり、歯周病は全身の病気の原因になることもあります。

歯周病が進行すると、歯が抜けてしまうだけでなく、お口の痛みでごはんが食べられなくなります。

そして、細菌が血流を通じて全身に広がり、心臓や腎臓に悪影響を与えることもあります。

だからこそ、毎日のケアを通じてペットの健康を守ることが大切です。

「症状が出る前のサイン」を見逃さず、日々のケアを心がけましょう。

歯茎が赤く腫れている、小さな出血が見られる、口臭がひどくなるなど、これらは初期のサインです。

このサインに一番早く気がつけるのは、私ではありません。いつも一緒に過ごしているペットオーナーです。

早めに対処することで、ペットの健康を守ることができます。

大切なペットがいつまでも元気でいるために、今から一緒に始めてみませんか?

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